快眠する女性

森の妖精 森下エル

眠りたいのに眠れない。疲れが取れない。
あなたはそんな悩みをお持ちではありませんか?
そんな時は自分でも気づかないうちにストレスを強く感じているのかもしれません。
ここでは眠れない(不眠気味)のかたにおすすめのアロマ精油とブレンドアロマレシピをご紹介します。

眠れない(不眠)ときのおすすめアロマ精油

ストレスが溜まると、自律神経の働きが乱れてしまいます
不眠であれば、交感神経が過剰に働いてしまい、副交感神経の働きが弱まることで不眠になってしまうということが考えられます。

ですので、眠れないときにおすすめのアロマ精油はストレスに効果があるものや交感神経(興奮)を抑えるような鎮静作用のあるアロマ精油です。

交感神経(興奮)をおさえる鎮静作用のあるアロマ精油

  • ラベンダー・・・深いリラックスをもたらし、安眠効果が期待できる。また、スキンケアにも役立つので、美容クリームとしても◎。
  • プチグレン・・・副交感神経を優位にする成分「酢酸リナリル・リナロール」が主成分。PMSや月経痛にも。
  • クラリセージ・・・ホルモン様作用があるので更年期障害からくる不眠にもおすすめ。副交感神経を優位にする成分が含まれている。
  • オレンジスイート・・・甘いオレンジの香りで、気分を明るくしたいときにも、安眠したいときにも使える万能のアロマ。不安感からくる不眠におすすめ。
  • カモミールローマン・・・緊張からくる不眠におすすめ。神経を鎮静させる作用や鎮痛作用もあるため月経痛や PMSにもおすすめ。
  • ネロリ・・・抗不安作用や鎮静作用がある。「天然の精神安定剤」と呼ばれていてイライラを抑制してくれる。スキンケアにもおすすめ。

眠れない・眠りが浅いときのアロマブレンドレシピ

アロマテラピーのやり方も簡単です。
エッセンシャルオイルを枕に少量垂らしたり、ベッドの近くに置いておくだけでいい香りがしてストレスの解消に繋がります。

お湯にアロマ精油を数滴垂らすアロマバスもおすすめです。
副交感神経を優位にしてくれますので、湯冷めしないうちにお布団に入るようにします。

入浴後のマッサージなどのボディケアもいいですね。
布団に入る前に少し読書などをして眠りを誘ってあげるようにすると、体が眠る準備を始めてくれるので、入眠しやすくなります。

入眠の準備を始めたら、できるだけ携帯やスマートフォンは触らないようにするとより効果的です。

眠れない(不眠)原因と不眠を解消する方法

不眠の原因のほとんどがストレスによる心理的原因であると言われています。

他にも、リウマチや喘息などの病気で不眠になることがありますが、そのような身体的原因がない方は、ストレスによる不眠であると考えていいでしょう。

ストレスが溜まると、自律神経の働きが乱れてしまいます
この自律神経は興奮や元気をつかさどる交感神経と、安定や安心をつかさどる副交感神経に分かれています。

しかしストレスがかかることによって、それぞれが働くべきときに働けなくなってしまうため、さまざまな不調が現われてきます。

不眠を解消する方法

アロマテラピー以外にも自宅でできる不眠の解消方法があります。
重要なのは、交感神経の働きを弱めて副交感神経にしっかりと働いてもらうこと。

そこで、昼間の行動が大事になってきます。
昼間には、できるだけ興奮しないようにしましょう。

長時間イライラしたり、昼間にストレスを溜め込んでしまうと、交感神経が過度に働いたまま寝る時間を迎えることになってしまいます。

また、昼間にカフェインを摂りすぎるのもよくありません。
カフェインには交感神経を刺激する働きがあるので、飲み過ぎてしまうと副交感神経がうまく働かないまま夜になってしまいます。

過度なストレスだけでなく、生活習慣が乱れると自律神経の働きも乱れてしまうので、規則的な生活を心がけることが、自律神経を整える根本となります。