なんだか気持ちがあがらない。
悲しい気持ちからぬけられない。
あなたもそんな鬱々とした症状を感じていたら、もしかしたらセロトニン不足かもしれません。
ここではセロトニンにおすすめのアロマ精油とブレンドレシピをご紹介します。
セロトニンにおすすめアロマ精油
あなたは「ハッピーホルモン」という言葉を聞いたことがありますか?
ハッピーホルモンとは人間が幸せを感じるときに分泌されるホルモンのことで、正しい名称は「セロトニン」といいます。
実は、セロトニンはほんのちょっとしたことで誰でも不足するんです。
そしてこのセロトニンが不足すると、さまざまな身体の不調につながることが分かっています。
そしてセロトニンを増やすのに、アロマを使うこともおすすめです。
なぜかというと、リラックスしているとセロトニンの分泌量が増えるからです。
ちなみにリラックスするのに効果的なアロマは酢酸リナリルやリナロールという成分が含まれているアロマです。
リラックス成分が含まれているアロマ精油
リラックス効果の高い成分(酢酸リナリルやリナロール)が含まれているアロマ精油一覧です。
- ラベンダー・・・リラックス効果の高い代表的なアロマ。鎮静効果があり、入眠前などに使用すると効果的。
- ベルガモット・・・柑橘系アロマで前向きな気持ちになりたいときにおすすめ。むくみの解消にも効果あり。
- オレンジスイート・・・柑橘系アロマ精油で抗うつ作用がある。不安感があるときやうつうつとした気持ちのときに。
- プチグレン・・・柑橘系アロマ。鎮静作用があり心をリラックスさせたいときにおすすめ。
- クラリセージ・・・ホルモン様作用があるのでPMSや更年期による不安感もおすすめ。
- ネロリ・・・フローラル系アロマでたるみなどのアンチエイジングにもおすすめ。「天然の精神安定剤」と呼ばれている。
- マジョラムスイート・・・自律神経を整える働きがあるので、不安や不眠、精神的な疲労を感じているときにおすすめ。
ただし、一番リラックスができるのはあなたが好きだと思う香りです。
これ以外でもいろいろと試してみることをおすすめします。
9種の美肌成分とラベンダー・ベルガモットなどの8種のアロマ精油を凝縮した「マッサージオイル リラクサン」
フランスのオーガニック100%コスメブランド「コディナ」
セロトニンを増やすおすすめアロマブレンドレシピ
使用方法としては、マッサージオイルを作ってマッサージをしたり、アロマネックレスなどに精油をたらし体から香りが漂うようにするといいでしょう。
マッサージオイルはキャリアオイル10ml容量に対してエッセンシャルオイル(精油)は2滴〜4滴程度が目安です。
また、入浴の際にバスソルトに精油を混ぜて使うのも効果的です。
入浴はリラックスをもたらすので、セロトニンを増やすのにも一役買ってくれます。
ピンクヒマラヤソルトやエプソムソルトなどデトックス効果があるバスソルトに対して、アロマオイルを5〜6滴ほど混ぜて使用してください。
セロトニンはどんな働きをしているの?
セロトニンとは脳から分泌されているホルモンの一つです。
セロトニンはハッピーホルモンと言われる通り、正常に分泌がおこわれているときは、嬉しいことや楽しいことを「嬉しい」「楽しい」と感じることができます。
しかしセロトニンが不足すると、これらの感情がうまく働かなくなってしまうんです。
そして、深い落ち込みややる気が出ない状況が続き、悪化するとうつ病などの病気に繋がってしまうのです。
セロトニンを増やすには?自宅でできるセロトニン対策
この大事なセロトニンを増やすには、どうしたらいいのでしょうか。
まず、セロトニンが減る原因のひとつに、運動不足や日光にあたることが少ないことがあげられます。
まさに現代生活で不足しやすいホルモンだともいえますね。
ですので、まずは規則的な生活をして生活習慣を見直しましょう。
朝起きてから日光を浴びると、体内のリズムが整うだけでなく、セロトニンの分泌を促す効果があります。
次にセロトニンの分泌を助けるような食事をすることが肝心です。
セロトニンの分泌には、トリプトファンというアミノ酸とビタミンB6が不可欠ですから、これらが含まれた食品を意識して摂ることが大事です。
例えば、ヨーグルト、納豆、バナナ、牛肉などを積極的に食べるようにするといいでしょう。
また、軽い運動も効果的で、誰にでも簡単にできる腹式呼吸をおすすめします。
息を吸うときにお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹をへこませるだけで腹式呼吸になりますので、ぜひ日々の生活に取り入れてみましょう。