脳を活性化させ、若返りのハーブとしても知られているローズマリー。
ローズマリーのアロマオイル(精油)には約8種類のケモタイプが存在します。
(ケモタイプとは同一種の植物なのに気候や土壌の環境によって含まれる成分が変わるアロマのことです)
ローズマリーの場合はその中でも特に有名なのが、シネオール、ベルベノン、カンファーの3タイプです。
ローズマリーの精油はこんな時にオススメ!
- 集中力や記憶力を高めたいとき(ローズマリー全般)
- 風邪、気管支炎でせきやたんが気になる季節に(シネオール)
- コレステロールが多くダイエットしたい人(ベルベノン)
シャープなローズマリーの香りが集中力や記憶力を高める!
ローズマリーのアロマオイルの大きな特徴は、脳を活性化させ集中力や記憶力を高める作用があるということです(ローズマリー全般)。
なので、気持ちが乱れてやる気がおこらないときや精神的なだるさを感じて行動できないときに使うのがオススメ!
ローズマリーのハーブ系のツンとしたシャープな香りが脳にアプローチしてくれます。
さらに、ローズマリーと柑橘系のエッセンシャルオイルをブレンドすれば、明るく前向きな気持ちを取り戻せることでしょう!
のどや鼻の不調におすすめ!ローズマリーシネオール
ローズマリー・シネオールには、たんの緩和や抗菌に強い”1,8-シネオール”という成分が多く含まれています。
そのため、風邪やウイルスが気になる季節や、気管支炎、せきや鼻づまりなどの症状が気になるときに使うのがオススメ!
そして、ユーカリやティートゥリーとブレンドするとさらに抗菌や抗ウイルス効果が高まります。
生活習慣病やダイエットにおすすめ!ローズマリーベルベノン
ローズマリー・ベルベノンには、肝臓を強壮し胆のうの機能を調整する作用や脂肪溶解作用があります。
そのため、高コレステロールや肥満、生活習慣病が気になる方におすすめの精油です。
キャリアオイルにベルベノンのエッセンシャルオイルをブレンドしてマッサージをすると、老廃物の排出を促すので、体の浄化や代謝促進に役立ちます。
また、ローズマリーベルベノンは血行促進と毛髪再生、皮脂バランスを整える働きがあるので、ヘアケアやスキンケアにも向いています。
ローズマリーの効果効能
- 集中力、記憶力、無気力
- 頭痛、偏頭痛、むくみ、肩こり(カンファー)、たん(シネオール)、浄化(ベルベノン)
- ヘアケア・ニキビ・フケ(シネオール・ベルベノン)、デオドラント
- 頭脳明瞭、強壮、去痰、血行促進、抗カタル、胆汁分泌促進、抗菌、抗ウイルス
- カンファー、1,8-シネオール、ベルベノン、α-ピネンなど
- 妊娠中、乳幼児、授乳中、てんかんの人は使用しない。皮膚刺激があるので濃度に注意
調香アロマブレンド・ノート
ノート トップ〜ミドル ハーブ系の香り
相性のよい精油
グレープフルーツ、レモン、シダーウッド、レモングラス、ゼラニウム、ペパーミント
使い方メモ
限度量3%、作用が強いので少量で十分。カンファータイプは筋肉痛や肩こりに使えるが神経毒性の成分が多いので使い方に注意。敏感肌は注意。初めてローズマリーを使う場合はシネオールタイプがおすすめ。