レモンよりも小ぶりで可愛いらしい丸っこい形をしたライム、緑色の果皮から精油を抽出します。
大航海時代、ビタミン不足が原因で起こる壊血病予防のために船員たちの間でライムは一役買っていたそうです。現在ではコーラなどの炭酸飲料の香り付けにも使われています。
少しクセのある香りながらも、フルーティーで弾けるような爽やかさがあるので、蒸し暑いじめじめした季節にありがちの不快感を一掃してくれ、シャキッと軽やかな気分にしてくれます。
ライムの精油はこんな時にオススメです!
- 集中力を高めたいとき
- 男性にもおすすめの精油を探している時
集中力を高めて前向きになりたいとき
ライムは苦味があって爽やかなフレッシュな香りです。
集中力を高めてくれるので、勉強や仕事で集中したいときにおすすめです。
食欲増進効果もあるので、前向きに頑張りたいとき、気持ちを切り替えたいときなどもにも使えます。
爽やかな香りで男性用香水にも人気のライム
男性は脂性肌(オイリー肌)の方が多くありませんか?
これには理由があって、男性ホルモンには皮脂の分泌を促す作用があるからなんです。
乾燥を防ぐには油分は必要ですが、過剰なテカリは困りものですよね。
そんな時は肌のひきしめ作用のある精油がおすすめです。
皮脂の過剰な分泌を抑えてくれるからです。
ライムには収れん作用(肌のひきしめ作用)があり香りもフレッシュで親しみやすいため、男性用のフレグランスとしても人気です。
ただし圧搾法で抽出されたライムのアロマ精油には光毒性があるため、お肌につける時は直射日光にあたらないようにしましょう。
また、肌刺激があるので敏感肌の人は注意が必要です。
ライムの効果効能
- 集中力、リフレッシュ、落ち込み
- 呼吸器疾患(痛み・炎症)
- 脂性肌、肌のひきしめ
- 強壮、解熱、抗ウイルス、殺菌、収れん、食欲増進、消化促進
- リモネン、β-ピネン、シトラール、α-ピネン、サビネン、ミルセン
- 光毒性があるので直射日光をさける。敏感肌の人は注意。
調香アロマブレンド・使い方メモ
ノート トップ 柑橘系
相性のよい精油
イランイラン、ゼラニウム、ネロリ、パルマローザ、ベルガモット、ラベンダー、ローズ
使い方メモ
限度量圧搾3.5%、蒸留15%、肌に刺激があるので使用量に注意する。