個性的でユニークな香り、天使のハーブと呼ばれているアンジェリカ。
白い細かいレースのような可憐な花を咲かせるセリ科の植物で、古くから女性の味方として医療に用いられてきました。
アンジェリカの香りは極めて個性的で独特、スパイシーな香りを放ちます。漢方薬の匂いがするという人もいれば、セロリの香りと評価する人もいて好みの別れる精油です。(アロマテラピーで用いられるのは根・種です)
それでも奥行きのある深い香りが人気で、フランスのリキュール類の香り付けにも使用されています。また、アンジェリカの茎の部分は砂糖漬けにして製菓材料にして用いられています。
アンジェリカの精油はこんな時にオススメです!
- 婦人系の病気が気になるとき
- 気力が湧かない、元気がでないとき
女性の強い味方になってくれるアンジェリカ
アンジェリカには月経周期を正常化させる働きや精神を安定させてくれる効果があります。東洋医学では近縁種の当帰(とうき)が婦人薬として処方されています。
ストレスによって気力がなくなっている時や疲れている時は、アンジェリカの力強い香りが元気づけてくれることでしょう^^
大地の力強い香りに支えられて
アンジェリカには強壮作用がありますので、なんとなく元気がでないときや気力が湧かないときにオススメ。大地の力強さが自信を取り戻し活力を与えてくれることでしょう。
アンジェリカの効果効能
- 抑うつ、不安
- 更年期(冷え、のぼせ、体力低下)、月経前症候群(PMS)、生理不順、生理痛
- かゆみ
- 緩和、強壮、ホルモン分泌調整、抗ウィルス、抗炎症
- α-ピネン、1,8-シネオール、アンゲリシン、アンゲリカ酸、ベルガプテン、フェランドレン
- 妊娠中の使用は避ける、光毒性があるため日光を避ける
調香アロマブレンド・使い方メモ
ノート ベース ハーブ系の香り
相性のよい精油
レモングラス クラリセージ ベルガモットなどの柑橘系、森林系の香り
使い方メモ
アンジェリカは柑橘系ではないが、光毒性があるため日光に当たらないようにする。
ブレンドレシピ
食欲不振に!
アンジェリカ、ベルガモット(柑橘系)合計2滴をブレンドして芳香浴をするとよい。
キャリアオイル10mlを追加してお腹をマッサージするのも消化不良におすすめ
更年期による不調に!
アンジェリカ クラリセージ 合計4滴
キャリアオイル 20ml
下腹部をやさしくマッサージする