寂しさや孤独感を感じる時に高い鎮静作用のあるベンゾイン。
東南アジアで育つ20メートルほどの高さに生長する木で白い花を咲かせ、樹皮に切り込みを入れると流れ出てくる樹液が精油の原料になります。
和名は安息香と呼ばれるベンゾイン、呼吸を安らかに楽にしてくれる薬として昔から用いられてきました。防腐剤作用もあるので食品添加物に使用されることもあります。
ベンゾインの精油はこんな時にオススメです！
- イライラする気持ちを穏やかにしたいとき
- 傷跡や乾燥肌のスキンケアをしたいとき
ベンゾインのやさしいバニラの香りが心を穏やかに
ベンゾインは深みのある甘いバニラのようなとても心地の良い香りがします。
その香りが憂鬱で気分が落ち込み気味な時に力を与えてくれ傷ついた神経を穏やかにしてくれます。
リラックス効果が高いので、不安で眠れないときや疲労感、孤独感を感じるときに使用するのがオススメ！
また、ベンゾインにはたんや咳を鎮める作用があるので、風邪でのどに不調を感じているときにも使われています。
カサカサ肌やパックリひび割れ肌のスキンケアに！
ベンゾインには傷を癒す作用があるので、パックリひび割れた肌や乾燥肌、傷跡が気になるときのスキンケアに最適です。
使い方は、市販のマッサージクリームやホホバオイル、キャリアオイルにベンゾインを数滴ブレンドするだけでOK！
こまめに塗ってスキンケアをしましょう！
ベンゾインの効果効能
- ストレス、イライラ、緊張、孤独感、喪失感
- 風邪、咳、たん、気管支炎、喉の痛み
- 傷、あかぎれ、ひび割れ、しもやけ、乾燥肌、老化肌、ニキビ、湿疹
- 鎮静、鎮痛、強壮、催淫、癒傷、抗炎症、抗菌、
- 安息香酸、桂皮酸、バニリンなど
- 妊娠初期、車の運転や集中したいときの使用は避ける。
調香アロマブレンド・使い方ノート
ノート ベース 樹脂系の香り
相性のよい精油
オレンジスイート、カモミール、サンダルウッド、ジュニパー、ベルガモットなど
使い方メモ
限度量１％未満、香りが強いので少量の使用にとどめる。香水の香りの保留剤としても使われている。ブランドや産地によって精油成分の含有量が違う。
