インフルエンザ対策に、抗ウイルス性で注目が集まっているラビンツァラ。
ラビンツァラは”香りのよい葉”を意味するマダガスカル原産のクスノキ科の植物です。
ユーカリのようなスッーとする清涼感のある香りながらもマイルドで癒し系です。
80年代に登場してきたまだ歴史の浅い精油ですが、高い抗ウイルス性があることで注目度が高まりました。
※長らく「ラベンサラ」と呼ばれていましたが、混同されることが多い為”ラビンツァラ(ラヴィンサラ)学名:Cinnamomum camphora”になりました。
ラビンツァラの精油はこんな時にオススメです!
- 風邪やインフルエンザなどのウイルスが心配な時
感染症やウイルスが気になる季節に!ラヴィンサラのアロマオイル
ラビンツァラはインフルエンザが流行ってくる季節、予防に一本持っておくと安心な精油です。
ラビンツァラの精油は”1,8-シネオール”という成分が50%以上含まれているのが特徴で、免疫力を高めたり、粘膜の炎症を抑える作用があります。
ですので、風邪や花粉症で呼吸器系の不調(咳やたん、鼻水)がひどくて眠れない時におすすめです。
ラビンツァラの香りはユーカリにも似ていますが、わずかにフローラルの香りもするやさしいアロマオイルです。
ラビンツァラの効果効能
- 不安、不眠、パニック、興奮、うつ、無気力、情緒不安定
- 風邪、インフルエンザ、気管支炎、鼻水、鼻づまり、花粉症、冷え性、肩こり、関節炎、リウマチ
- 水疱瘡、ニキビ、水虫、ヘルペス、口内炎、歯肉炎
- 抗菌、抗ウイルス、鎮静、鎮痛、強壮、抗カタル、去痰、鎮咳、免疫賦活
- 1,8-シネオール、α-ピネン、サビネン、α-テルピネオール
- 妊娠初期は使用を避ける。妊娠中後期は体調に注意。
調香アロマブレンド・使い方メモ
ノート トップ〜ミドル ハーブ系
相性のよい精油
グレープフルーツ、ユーカリ、ティーツリー、タイム、ラベンダー、レモン、ローズマリー
使い方メモ
ラベンサラと日本では販売されていることがある。また、別種でラベンサラ「Ravensara aromatica」も存在するので混同しないようにする。葉から抽出された精油にはカンファー(毒性)があまり含まれない。