太ももの筋肉痛

森の妖精 森下エル

久しぶりに激しいスポーツをすると、数日後にやってくる筋肉痛。
とてもつらいですよね。
ここでは筋肉痛や筋肉疲労をケアするアロマ精油とブレンドレシピをご紹介します。

筋肉痛や筋肉疲労におすすめのアロマ精油とは?

激しいスポーツをしたり普段使わない筋肉を使ったりすると、筋肉の組織が傷つき腫れたり熱をもつようになります。これが炎症です。

そして炎症がおこると、筋肉を包んでいる筋膜という組織が刺激されます。
これが痛み=筋肉痛として感じられるのです。
また、血行が悪くなると乳酸が筋肉にたまり、痛みやコリを発生させる原因となります。

ですので、筋肉痛や筋肉疲労におすすめのアロマ精油は、炎症を抑える抗炎症作用があるものや痛みを緩和する鎮痛作用があるもの、血行を促進させるものです。

成分としては鎮痛作用のある「リナロール」や血行促進作用のある「リモネン」を含むものがおすすめです。

抗炎症や鎮痛作用があるアロマ精油一覧

  • ラバンディン(ラベンダー)・・・初心者でも使いやすいアロマ。鎮痛作用があるため、筋肉痛の緩和に効果を発揮する。かたまった筋肉のこわばりをほぐしてくれる効果もあり。
  • ジュニパーベリー・・・筋肉の疲労によって乳酸が溜まるのを防いでくれる。樹木系の香りでリラックスと老廃物の排出を手伝ってくれる効果もある。
  • ペパーミント・・・鎮痛効果があり、筋肉の痛みを和らげてくれる。頭痛や生理痛にもおすすめ。
  • ウィンターグリーン・・・炎症を抑える働きをもっている。一般的なシップに含まれている「サリチル酸メタル」の成分が含まれている。
  • マジョラム・スイート・・・血行の促進に効果があり、筋肉痛だけでなく、肩こりなどにも効果が期待できる。

血行を促す作用がある成分「リモネン」を含むアロマ精油

  • レモン・・・代謝を活発にしてくれる効果がある。セルライトの原因となる、むくみや冷えの解消に効果的。
  • オレンジスイート・・・血管を拡張し、血液の流れをよくする。リンパマッサージに最適

筋肉痛や筋肉疲労におすすめのアロマブレンドレシピ

アロマ精油の使い方は、アロマバスやマッサージです。
マッサージはキャリアオイル(マッサージオイル)10mlに精油を1滴〜2滴まぜたマッサージオイルを使います。

ちなみに筋肉痛や腰痛などにおすすめのマッサージオイルヒマシ油(カスターオイル)アルニカオイルです。

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筋肉痛をなおす(緩和させる)には?

アロマテラピー以外にも筋肉痛を緩和させる方法があります。

1つ目は、クールダウンをすることです。

激しい運動をしてから一気に休んでしまうと、運動時よりも血流がぐんと悪くなるので、血行不良となり筋肉痛を悪化させることになります。
そのため、激しい運動の後にはウォーキングやストレッチなどの緩やかな運動をしてクールダウンをはかるといいでしょう。

2つ目は、入浴です。
熱いお湯と冷たい水を交互に浴びることで、末端の血管が広がり、筋肉痛が緩和するという効果が期待できます。
また、入浴には疲労回復効果もあるので、運動の後には欠かせない要素のひとつです。

最後に効果的なのが、十分な睡眠をとることです。
睡眠中が、一番筋肉の炎症の回復がなされる時間です。

そのため、十分な睡眠をとらないと、いつまでも炎症が治らず筋肉痛が長引いてしまうことになるのです。

成長ホルモンが分泌される午後10時〜午前2時の間が、最も炎症を治す効果のある時間帯なので、この時間には眠っているようにすると筋肉痛の回復に効果的です。

ぜひ参考にしてみてください。