ラテン語で“洗う”という意味を持つラベンダー。
古代からローマ人は消毒効果があることを知っていたので、傷口の手当や入浴時にもラベンダーを使用していました。
ラベンダーに含まれる成分には皮膚を痛めるような毒性がないため初心者にも安全でおすすめです。
ラベンダーの精油はこんな方にオススメです!
- どんな精油(アロマオイル)を買ったら良いか分からない
- ストレスで疲れやすい、リラックスできる香りを探している
- 最近物忘れが気になる、認知症で話題のアロマオイルを探している
アロマオイル定番の一本!万能作用があり色々な場面で使える
アロマテラピーを始めたいけれど、どんな精油を買ったら良いかの分からない・・・とお悩みの方も多いと思います。
そこでオススメなのが“ラベンダー”です!
アロマオイルの定番の1本と言われていて、ラベンダーの代表的な作用はリラックス効果ですが、その他にも、肩こり、むくみ、やけど、美容にと、さまざまな用途で使うことができるんです!
そしてラベンダーの匂いは優しく穏やかなフローラル系の香り。
日本でも各地で栽培されていて慣れ親しんでいる香りでもあるので、比較的に誰にでも馴染みやすいと思います。
リラックス効果のある成分を豊富に含んでいる
ラベンダーといえばリラックス効果を思い浮かべる方も多いと思いますが、これはラベンダーにはリラックス効果がある成分”酢酸リナリル”が豊富に含まれているからなんです。
ラベンダーには色々な種類がありますが、一般的にアロマテラピーで使われる真正ラベンダーにはこのリラックス成分が40%以上も含まれているんです。
そのため、ストレスや不安、極度の疲労感や緊張感にある時などにオススメ!
ラベンダーの優しく穏やかなフローラル系の香りが心と体をリラックスさせてくれます。
またその他の効能としては、殺菌や抗菌作用、抗炎症作用もあるので、しつこい咳の時などに使えます。
テレビで話題になったアロマオイルのひとつ
アロマオイルが認知症にオススメだとテレビで放送されてから、アロマオイルを使ってみたいと考えている方も多いかもしれません。そのテレビで放送された精油のひとつが”ラベンダー”なのです。
実際に効果があるかどうかはもちろん個人差によって違うでしょうが・・・。
ラベンダーの効果効能
ラベンダーの主な効果効能と作用です。妊娠初期の使用は避けるようにします。
- ストレス、リラックス、緊張、不安、不眠、うつ状態、興奮
- 肩こり、腰痛、頭痛、消化不良、便秘、月経前症候群、むくみ
- 火傷、水虫、ニキビ、肌の老化、小じわ、かさつき、虫刺され、妊娠線
- 鎮静、鎮痙、消炎、細胞修復、抗菌、抗真菌、鎮痛
- 酢酸リナリル(リナリルアセテート)、リナロール、テルピネン-4-オール
- 妊娠初期の使用は避ける
調香アロマブレンド・ノート
ノート ミドル フローラル系の香り
相性のよい精油
オレンジスイート、カモミール、クラリセージ、ジャスミン、
使い方メモ
真正ラベンダーにはリラックス作用があると言われている酢酸リナリルが約40%も含まれている。
ラベンダーには様々な種類があり、”ラバンジン”は真正ラベンダー(山の高地に育つ)とスパイクラベンダー(低地に育つ)の交雑種。
ラバンジンはシネオール、カンファーなども含有しており、真正ラベンダーよりもリラックス効果は劣るものの、マッサージなどに効果を発揮する。
スパイクラベンダーはリラックス効果よりも抗菌力や虫除けに効果を発揮する。
ブレンドレシピ
頭痛に
ラベンダー5滴、ペパーミント1滴を市販の無香料クリームやみつろうクリーム30gと混ぜ合わせる。
クリームを耳の後ろや手首の内側などに塗っておくとほのかに香りがしてリラックスできます。
火傷や水虫に
火傷や水虫、ニキビなどにはラベンダーのアロマオイルを綿棒に1滴たらし、そのまま患部に塗るのも効果的です。
※事前にパッチテストを行ってください。
マッサージクリームに
ラベンダー1滴、ベルガモット1滴、キャリアオイル20ml
うつうつとした気持ちの時やリラックスしたい時の心も体も癒せるレシピです。