
アロマ精油の原液での使用は皮膚トラブルにつながるため、必ず希釈して使わなければなりません。
では、どのようにしてアロマ精油を薄めればよいのでしょうか?
ここでは、アロマオイルの薄め方と、あると便利な器材について紹介します。
アロマ精油の薄め方
精油(エッセンシャルオイル)は大人が使用する場合、原液を1%~3%に希釈して使う必要があります。
キャリアオイルや精製水、乳液などで、精油を薄めて使います。
精油1滴(0.05ml)を1%濃度にするには、キャリアオイル5mlで薄めるという計算になります。
子供(7歳〜12歳)や65歳以上の方には成人の半分の濃度(1%)にしましょう。
| 年齢・濃度(%) | 3歳〜6歳 (0.5%)  | 
7歳〜12歳(1%) 65歳〜(1%)  | 
13歳〜 (2%)  | 
| 精油 | 1滴(0.05ml) | 1滴(0.05ml) | 2滴(0.1ml) | 
| キャリアオイル | 10ml | 5ml | 5ml | 
あると便利な器材
アロマテラピーで使う器材は、アロマ専門店や実験道具を扱っているお店、インターネットなどで買うことができます。
アロマ精油はプラスチックを溶かす性質があるため、必ず専用の道具を買うようにしましょう。
また、精油は日光にあたると変質するので、遮光瓶という日光を通さない瓶で保管します。
量るときに使う器材
用途に合わせて買うようにしましょう。
ガラス製のものがおすすめですが、小さなお子さんがいるご家庭は取り扱いに注意するようにしましょう。

- ガラスビーカー・・・精製水やフローラルウォーター、キャリアオイルを量るときに使います。50ml、100mlなど用途に合わせてそろえます。
 - ガラスメスシリンダー・・・少ない量のオリジナルクリームやオイルを作るときにあると便利。10ml、20mlなど様々な容量があります。
 - ガラススポイト・・・ガラス製のスポイト。作ったクリームやオイルを小分けするときに使うと便利です。
 - 計量スプーン・・・調理用のものとは分けて使うようにしましょう。プラスチック製のものはさけます。
 
混ぜるときに使う器材
混ぜるときに使う器材もガラス製かステンレス製が清潔でおすすめです。
- かくはん棒・・・混ぜるときに使います。ガラス製がおすすめ。
 - 爪楊枝・・・小さな容器で混ぜ合わせるときにあると便利です。
 - へら・・・たくさんの容量のクリームを混ぜるときや容器に移すときにあると便利。
 
保存容器
精油は直射日光に当たると変質するという特徴があるので、保存容器には遮光瓶がおすすめです。
アロマ専門店ならポンプ瓶も遮光性のものが販売されています。

- 遮光スポイト瓶・・・スポイト機能付きの遮光瓶。少ない量のオイルを保存するときに便利です。5ml、10ml、30mlなどがあります。
 - 遮光瓶・・・ブレンドオイルなどを保存するときにあると便利です。5ml、10ml、30ml、100mlなどがあります。
 - スプレーボトル・・・ガラス製がおすすめです。虫除けスプレーやコスメなど用途にあった容量のものをそろえます。
 - ガラスボンプ瓶・・・ポンプ機能がついたガラス製の保存容器。シャンプーや手作りコスメなどの保存に使います。
 - クリーム保存容器・・・練香や手作りクリームなどの保存に使います。ガラス製のものがおすすめ。
 











